生まれた頃から便秘がち、
離乳食が始まってから便秘になった、
ミルクを卒業したら便秘になった、
赤ちゃんのうんちが出ないという悩みを抱えてるママパパへ。
お腹のマッサージをしたり、綿棒浣腸で刺激したり様々な便秘解消方法がありますが
今回の記事では便秘に効果のある食材や離乳食を紹介します。
我が家では、赤ちゃんの頃便秘気味だった息子も
1歳半で毎朝スルッと出るようになり現在毎朝快便です。
少し年月はかかりましたが便秘は改善され
赤ちゃんの時期に食事を気をつけていてよかったなと思いました。
ぜひ最後までご覧いただき、ご家庭で活用してみてください。
はじめに
息子は生後6ヶ月の頃
2回食になりタンパク質を徐々に増やしてから便秘がちになりました。
1日に1回は必ず出ていたのに、3日間出ない日も出てきました。

絶対離乳食で便秘になったんだ!!!
こう思った私は離乳食を工夫して便秘を解消しようと決意。
大人も食事で便の状態が変わるし、
3歳までに腸内環境が決まると言うし!!(いくつかの科学的エビデンス有)
並行して小児科を受診し、グリセリン浣腸を処方してもらっていました。
医師の指示でできるだけ1日に1回は排便があるように浣腸してました。
(かかりつけの指示に従ってくださいね)
できる限り避けていた食材

私の実体験で、便秘の時避けていたのが1つあります。
確実に腸内環境に悪影響だと確信したもの。
それが小麦粉です。
小麦粉に含まれるグルテンが、腸の粘膜を荒らして腸内環境を悪化させ、消化不良や便秘を引き起こす可能性がある。
ただし、完全に断つということではないです。
1日1食までに留める。
離乳食中期以降、パンや麺を食べるようになる場合が多いです。
パン類や麺類って作るのが楽なんですよね〜。
できる限りパン・麺類の料理は避けて、離乳食作るのが面倒な時に1日1回はOKということにしていました。
- パンよりおかゆや軟飯をメインにしてみる
- 小麦製品を出す時は汁物や水分も一緒に
- 小麦よりも米粉やオートミール、さつまいもなどで代用するのも◎
あまり神経質にならずゆるーく小麦粉を控えてみましょう♪
赤ちゃんの便秘解消におすすめ食材・離乳食
お待たせしました。
我が家が実際に試して効果を感じたおすすめ食材の紹介です。
その子の体質にも合う合わないはあると思うので、
効けばラッキーくらいの気持ちで見て試していただけたらなと思います。
赤ちゃんの便秘に効果があったと感じた食材・離乳食は下記です
- プルーン
- オートミール
- みかん
- オリゴ糖×ヨーグルト
- スープ等汁物
特に「プルーン」「オートミール」は栄養価に優れた食材で、便秘関係なくおすすめです!
順番に解説していきます。
①プルーン

プルーンは科学的な根拠(エビデンス)に基づいて効果が認められている果物です。
以下はその理由を述べています。
1. ソルビトール(Sorbitol)を豊富に含む
プルーンには天然の糖アルコールであるソルビトールが多く含まれています。
→ ソルビトールは腸に水分を引き込む作用があり、便をやわらかくして排便を促進します。
- 特に乾燥プルーンには 100g中に約14gのソルビトール が含まれており、これは他の果物と比べても非常に高いです。
2. 食物繊維が豊富(特に不溶性+水溶性のバランス)
プルーンには、腸の動きを助ける不溶性食物繊維と、便を柔らかくする水溶性食物繊維の両方が含まれています。
→ このバランスが良いため、自然な排便を促しやすいのです。
3. 腸内細菌に良い働きをするポリフェノールも含有
プルーンには**フェノール化合物(クロロゲン酸など)**が含まれており、腸内環境を整える働きがあります。
→ 腸内の善玉菌のエサになり、腸内フローラを改善すると考えられています。
我が家では、
①包丁で細かくみじん切りにする。
②タッパーに適量の水とを①を加えレンジで少し加熱しペーストにしていました。
・ヨーグルトに毎朝入れたり
・トマトやかぼちゃと和えてサラダにしたり
・トーストに塗ったり
気軽に使えてました(^O^)
ただし、プルーンでお腹が緩くなってしまうこともあるため与えすぎには注意してください。
さらに、プルーンには赤ちゃんが意識して摂りたい鉄分も含まれています!
\\離乳食期におすすめのプルーンはこちら//
果物の中ではとっても栄養価の高いプルーン、ぜひ一度試してみてください。
②オートミール

オートミールも科学的な根拠(エビデンス)に基づいて効果が認められている主食です。
時短で調理でき、お腹の調子を整えミネラルなど栄養価が高くとってもおすすめです。
以下で便秘に効く理由をまとめています。
1.【食物繊維が豊富(特に水溶性食物繊維)】
- オートミールには、水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
- このβ-グルカンが腸内の水分を保持して、便をやわらかく保ち排便をスムーズにします。
2.【腸内の善玉菌のエサになる(プレバイオティクス効果)】
- β-グルカンは腸内の善玉菌(ビフィズス菌など)のエサになって腸内環境を改善します。
- これにより腸の動きが良くなり、自然な排便をサポートします。
オートミールは腸に優しいしミネラルやビタミンも摂れる。
実は私も、朝の主食をパンからオートミールに変えたことで以下の成功体験があります。
・便の調子が良くなる
・肌の治安が良くなる
ただしとりすぎると逆に便が固くなるので注意が必要です。
(月齢別オートミールの摂取量目安:当リンクをタップして参照)
2歳現在も息子と私の朝ごはんはオートミールで固定です。
味に癖があるので好き嫌いがはっきりしてくる幼児期に始めるより早めに取り入れていくのがおすすめです!
\\離乳食期におすすめのオートミールはこちら//
③みかん

みかんが便秘に効くというのは友人から聞いた話で、実際に与えてみるとびっくり。
便が出やすくなっていました。
調べてみるとこれにも科学的根拠があったため以下で説明します。
1.水溶性食物繊維「ペクチン」の効果
→ 食物繊維(特にペクチンなどの水溶性繊維)は腸内でゲル状になり、便のかさ増し・やわらかさの調整に効果的である。
みかんには、このペクチンが果肉・袋・スジに含まれていて、自然な排便を促進します。
2.柑橘類の摂取と排便回数の増加に関する研究
→ 柑橘類の摂取によって腸内の善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)が増加し、腸の動きが活性化・排便のリズム改善に役立つと示唆されています。
便が出てないな、という日にみかんを与えてみたりみかんジュースを与えると次の日に出てるので効果があるのだなと。
スーパーでも通年店頭にあり手に入りやすい果物なので気軽に取り入れられます。
④オリゴ糖×ヨーグルト

ヨーグルトには蜂蜜というイメージが多いかもしれません。
ヨーグルト×蜂蜜という組み合わせは実は腸にも良いのです。
赤ちゃんには蜂蜜を与えることはできないので、オリゴ糖を合わせましょう。
1. 善玉菌を“摂る”+“育てる”から
- ヨーグルトに含まれる乳酸菌・ビフィズス菌が腸に善玉菌を届ける。
- オリゴ糖は善玉菌のエサになり、腸内で善玉菌を増やして活性化!
つまり、届いた善玉菌を育てて増やすというWアプローチで腸内環境がどんどん整っていきます。
2. 腸の動きをサポート
- 善玉菌が増えると、腸のぜん動運動(内容物を押し出す動き)が活発になります。
- 便をスムーズに排出できるようになり、自然なお通じが期待できます。
3. 便を柔らかくして出しやすく!
- オリゴ糖には水分を引き寄せる性質があり、便が硬くなるのを防いでくれます。
- カチカチ便から、するっと出る“理想のバナナ便”へ!
要約すると、
ヨーグルト×オリゴ糖の組み合わせは
それぞれの良いところがお互いを補完し合い、相乗効果を生み出す最強タッグということです。
気軽に取り入れられるのでぜひ試してみてください。
\\我が家が使ってたおすすめオリゴ糖//

1歳を過ぎてからはオリゴ糖ではなく蜂蜜を入れています。
蜂蜜にもオリゴ糖が含まれています。
⑤スープ等汁物

毎食何かしら汁物を用意する。ということです。
便秘の原因は結局のところ水分がそもそも足りてないのかもしれません。
・冬場で水分を取らなくなった
・コップ飲み・ストロー飲みの練習をしていて上手く水分を摂れていない
上記に思い当たる方は特に試していただきたい。
息子はあまり水分を欲しがる子ではなかったし、
涼しい季節だと全然飲まない子でした。(今もです)

でもスープや味噌汁は大好きだったので、面倒ですが毎食汁物を出すようにしたら効果のあるような柔らかい便の日も多くみられました!
食事で腸活!腸内環境を整えて便秘とおさらば

腸内環境は3歳までにほぼ決まるとも言われています。
便秘を防いだり将来の健康の土台を作るためにも、離乳食期からの腸活はとても大切なんです。
ヨーグルトやオリゴ糖など、腸がよろこぶ食品を日々の食事に取り入れながら、ママと赤ちゃん、いっしょに“快腸習慣”を育てていきましょう。
赤ちゃんの好き嫌いもあるので、親子無理なく試してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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