こんにちは、はるです。
今回は赤ちゃん時代何をやっても寝ない
息子のセルフねんねを諦めていた私が
1歳11ヶ月でねんトレ成功
しかも1週間でセルフねんねを習得した経緯を紹介します。
我が家では1歳を過ぎてからは添い寝+指しゃぶりで寝てくれ、夜泣きをしても添い寝すれば再入眠できるようになりかなり楽に。

指しゃぶりが息子の入眠儀式
一方で、

夜の寝かしつけに30分以上かかってしまう、夜の貴重な自分時間が惜しい。

保育園ではお昼寝でセルフねんねできてるみたい。夜もできるのでは?
こう思った私は「息子1人で寝れるようねんトレしよう!」と思い立ちました。
今回は以下に当てはまる方に向けて書いています。
- 1人で寝てほしいけど泣かせるねんトレはやりたくない
- 1人で寝るようになるまでどのくらい期間がかかるか不安
- 今がねんトレに適した時期なのかわからない
- ねんトレの具体的な方法がわからない
一つでも当てはまる方はぜひ最後まで読んでください(^O^)
また前回、前々回の記事で
「月齢ごとの睡眠の悩み別、ありとあらゆる“寝る方法”を試した」についての記事も書いています。
我が子の睡眠に悩む方はこちらもご覧ください。
\新生児〜生後6ヶ月/
\生後7ヶ月〜1歳/
ねんトレとは?

ねんねトレーニング
子供が自分で寝かしつけできるようにするための方法。
子供が寝る習慣を身につけ、親も睡眠をとれるようにサポートすることが目的。
ねんトレは、子供が眠くなったときに寝室でリラックスさせ、徐々に親が介入せずに寝かせるようにするアプローチや、泣いても少し待ってからお世話をすることで自分で寝る力を育てる方法です。
「ねんねトレーニング」は個別の赤ちゃんに合った方法を選ぶことが大切で、無理のないペースで進めることが推奨されています。
ねんトレする前に確認しておきたいスムーズにねんトレするための準備段階
夜泣きが酷かった生後8ヶ月ごろ
長期間・長時間泣かせるねんトレに挑戦して見て
30分以上泣いて寝なかった息子を可哀想に思ってやめた経験があります。
この経験を踏まえて、
今回のねんトレは以下の条件をクリアしてから実行しようと決めていました。
- 子に合わせた室温・湿度は適切か?
- 子の不安は強くない時期か?
- 寝るのが上手になってきたか?
- 生活リズムはある程度整っているか?
ひとつづつ我が家の具体例を用いて軽く説明します。
①子に合わせた室温・湿度は適切か?
ねんトレを始めるにあたってまずは寝室の環境を整えることが大事だと考えます。

湿度は50〜60%。
室温は暑がりか?寒がりか?子供の体質にもよりますが、
目安は下記の通りになっています。
季節 | 室温(目安) | 湿度(目安) | 調整ポイント |
春 | 20~22℃ | 50~60% | 朝晩の冷え込みに注意し、肌着やスリーパーで調整 |
夏 | 26~28℃ (エアコン使用) | 50~60% | 直接風が当たらないようにし、通気性の良い寝具・衣服を |
秋 | 20~22℃ | 50~60% | 朝晩の冷え込みに注意し、肌着やスリーパーで調整 |
冬 | 18~22℃ (暖房使用) | 50~60% | 乾燥しやすいため加湿器を活用し、厚着しすぎないように |
子供の快適な湿度・室温の環境を整えてねんトレに挑みましょう。
②子の不安は強くない時期か?
子供の不安は強くない時期か?
これはどういうことかというと、
新しい環境になったばかりであるとかメンタルリープのような様子はないか
ということです。

例えば…
- 保育園に入園させてまだ慣れていない
- 引っ越したばかり
- 体調を崩して治ったばかり
- 泣いてばかりな時間が多くなってきている
上記のような不安の強い時期だとねんトレがスムーズに進みませんし愛着形成にも悪影響を与えかねません。
子供にも親にも安心して取り組める時期に行いましょう。
③寝るのが上手になってきたか?
寝るのが上手になってきてからねんトレすることが
できる限り泣かせないねんトレに一番おすすめです。
=自分で寝る力がついてきたか

ママのパジャマを触りながら指しゃぶりで寝ます
例えば、我が家では
- 保育園のお昼寝でセルフねんねできるようになった
- 添い寝すれば寝てくれる
- 外出先でも子供が眠ければ勝手に眠る
赤ちゃんは眠くても寝かしつけしないとうまう寝れずに泣いてしまいます。
自分で寝る力がついてくると眠くなると比較的スッと寝てくれるようになります。
そうなればねんトレのグッドタイミング!
泣かせるねんトレに抵抗ない方は、特に気にせずねんトレを行ってください。
④ある程度生活リズムは整っているか?
ある程度就寝時間・起床時間が決まっている等、
生活リズムが整っていると決まった時間に眠くなり寝つきやすくなります。
反対にリズムがバラバラな場合、子供が眠いサインをしっかり見極めないといけません。

我が家では7時までに起床、昼寝は1〜2時間、
20時前後眠そうになったら寝室に連れて行ってるよ!
我が家のねんトレやり方
我が家が実践したねんトレは以下の通りです。
- 夕飯・お風呂後、リビングなど家の中の照明を少し暗くしておく。
- 眠そうになったら「ねんねする?ねんねのお部屋行こっか」と声かけして寝室に連れて行く。
- お布団で「今日から自分でねんねしようね」と伝え、抱きしめる(笑)
- 「おやすみ」と言い電気を消し、部屋から出る。
泣いても部屋に入らない!

眠くなってきたら1人遊びできずワガママになりすぐ泣きます。そうなれば眠いサイン。
では、どのような経過で1人で寝るようになったかを表でお見せします。
n日目 | 泣いた時間 | 様子 |
---|---|---|
1日目 | 30分 | 20分ギャン泣き、10分は自分で指しゃぶり→泣く→指しゃぶりの繰り返しで入眠。 |
2日目 | 20分 | 10分ギャン泣き、10分指しゃぶり→泣くの繰り返し。頑張ってる。 |
3日目 | 10分 | 10分ギャン泣きしたら泣き声聞こえなくなった。 |
4日目 | 2・3分 | 2・3分ギャン泣き。 |
5日目〜9日目 | 1分未満 | 親が退室した瞬間だけ大泣き。しかしすぐ泣き止む。 |
10日目 | 泣かなくなった | 自分で布団にゴロンして指しゃぶりしてセルフねんねマスター。 |
1歳を過ぎると親の言葉がわかるようになってくるためか、思ったよりスムーズ。
毎晩繰り返し「今日も自分でねんねしようね」との声掛けで理解してくれ最終的に自分で布団にゴロンしてくれるようになりました。
例えば
〜ねんトレ10日目〜寝る前のやりとり
私「今日も自分でねんねできる?」
息子「あ😮」
息子がベッドにゴロンして指しゃぶりし出す
私「おやすみ」→私退室
まだ言葉が話せない息子ですが、なんとなくこちらの言ってることは理解してたことがわかります。
ねんトレがスムーズに行くためのポイント
毎晩「自分で寝ようね」と声かけする
1歳を過ぎると、大人の言っている言葉が理解できるようになってきます。
「1人で寝ようね」と伝えるより、「自分で寝ようね」と伝える方が幼児期の「自分でやりたい」という気持ちを動かし、子供にとって前向きなイメージにつながります。
最初の数日は戸惑って泣いちゃますが、
数日すると「自分で寝るんだ」とわかってくれるはずです。
泣いても部屋に入らない
前述したように1歳ごろから「自分でやる」という気持ちが芽生えてきます。
子供の「自分でやる」を信じるために、泣いても入室しないようにします。
初日〜3日間は毎日30分は泣くことを覚悟しておきましょう。
ただし30分以上泣くのが1週間でも続くような状態であれば、
ねんトレに時間も日数もかかるしれません。

これ以上泣き声を聞くのがしんどい、子供も可哀想…。
ねんトレは親が安心して取り組むことが大切。
親子ともに無理にねんトレをすることは精神衛生上良くありません。
あまりに泣くようだったらまた時期を改めてねんトレを行うことが良いかもしれません。
ねんトレで親子ともに睡眠の質を向上させよう!
子供が自分で眠る習慣を身につけることで、
夜泣きや寝ぐずりが減り、親子ともに睡眠の質が向上します。
結果的に、日中のふれあいやスキンシップの時間が増え、愛着形成がより深まります。
ねんトレは「寝かしつけの手間を減らすこと」ではなく、「赤ちゃんが自分で眠れる力を育むこと」が目的。
その子に合ったタイミング・ねんトレ方法、親子に合ったペースで取り組むのが大切です。

以上、赤ちゃん時期ねんね下手だった息子がセルフねんねできるようになるまでを3つに分けて紹介しました。
寝ないことで悩んでいるママパパ達に少しでも参考になれば嬉しいです。
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